新カード:ナスリア城殺人事件 7/12

 こんにちは、しまちゃんです。先週は新カードの公開が少なかったのですが、昨日の夜から今朝にかけて大量に公開されました。見ていきましょう。

 今回のウォーロックはインプシナジー。環境にあるインプカードはこのあたりになります。

 また、ヒーローカードのタムシンなどが生成する《凄まじインプ》も復活の対象となり得るでしょう。

 基本的には3/3が数体出てくる。吸魂していればそれが5/5になる。という感じでしょうか。5/5ならAoEでも取られにくいのでなかなか良さそう。テンポで出すならマリガンキープもあり得るかなぁと思います。

 新しいインプカードも登場しました。ちょっと重いですが、専用構築ならラファームの復活プールと吸魂カウントの両方満たしてくれるので便利だと思います。

 《獰猛なスリザースピア》に近い使用感がありそうな1コスミニオンです。一方でこれ自身がインプでも悪魔でもないのはシナジー不足を感じ、少し気になるかもしれません。インプデッキは前のめりなデッキになると思われるので、このようなカードがあるのは良いことだと思います。

 耐久値が2であることも相まって+1/+1だと不満なのでインプは最低1体置いていきたいところ。とはいえ《炎のインプ》からの2T目これだとなかなか強力です。ターンをまたげばノーコストなので、6T目《隠布王ラファーム》から大量展開からの最大+6/+6バフという強力なムーブも可能です。

 弱くは全然ないのですが、アグロデッキで盤面に関与しない2マナ消費するのは結構なテンポ損です。

 真価を発揮するのはヒーロータムシンの《凄まじインプ》や片方の《罪深き積荷》と合わせてデッキを掘り進める、OTKやクエストタイプのデッキではないかなと思います。

 3WAY攻撃なのに攻撃力が低めですね。現状のハンターは吸魂とそれほど相性が良いわけでもないので、今後のカードに期待したいです。

(※ここでは吸魂の効果は「召喚したものと別の種類の相棒を召喚する」ものと解釈しています。)

 ガルゴンの相棒はスタッツ・能力ともに《獣の相棒》と全く一緒です。《獣の相棒》は3種類同時に出ると攻守バランスが良い盤面形成ができます。懸念点はそれを達成するための「8体の吸魂」をリソースが細いハンターで達成できるのか。ということなのですが…

 どんな盤面からでも10を超えるダメージを出すことは難しくなります。《降雪の守護者》の返しには持って来いの一枚ですが、それ以外でも強く機能するシチュエーションが多くポテンシャルを感じます。

 軽い全体進化が帰ってきました!シャーマンも吸魂を満たすのがちょっと苦手そうにも思えますが、あって悪いことはありません!「進化シャーマン、二度と環境を席巻するな委員会」代表の私としましては、動向を注意深く見守って行きたいと思います。

 非常に高い体力を持つ挑発ミニオンです。隠れ身シナジーというものは現在存在しないので専用デッキを作るのではなく、なにかのデッキのサポートとして入れる形となります。

 ナーガプリーストに入れるのはどうでしょうか?バフしたナーガを守ったり、単純に体力が高いためこいつ自身に《祝福》をかけても強い。というアイディアです。

 複数破壊をしてくれる高コストミニオン、ぱっと見だと使うならドルイドだろうなという印象です。強いミニオンを食べたら《バトルグラウンドのバトルマスターでのバーストも狙えますね。

 場所のメタカードが早速登場しました。これを皆がこぞって採用する環境にならないことを祈ります。

 急襲、武器スイング、急襲という流れは《ダイオウガニ》を連想します。あちらよりコストが1高いぶん、最後は武器を構えた状態でターンを返せるので除去されづらいです。体力10と高そうに見えますが、仮に4/4二体にぶつかった場合、武器スイングでの耐久力減少と合わせ4/1の武器しか残りませんので過信は禁物です。

 

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 このカードも公開されたのですが、肝心な「遺物」がどこにもないのでまた後日あらためて紹介します。ではまた次回!