【4月リリース】集え!レジェンド・フェス 新カード紹介 その2

・楽器武器

 装備中にパワーアップして、断末魔という形で効果が発動するという武器です。

 

 ローグは今あまりコンボカードがあまり使われてない。というよりスタンダードにコンボカードそのものが少なくて、よく使われてるのは《幽影の一閃》くらい。あとは最近見ないですが《視立探偵》あたりでしょうか。これから発表されるカードで数が増えるのかなと思います。

 ちょっと注目したいのは《海底賊》。カードパワーは高いんですよね。

 さっそく新しいコンボカードが出てきました。対象がランダムなのがかなり気になるところですが、インプのような体力1の横並びに対して抗えるのでローグとしては助かる効果じゃないかなと思っています。

 実はスタンダードで使えなくなっていたウォリアーの武器が、デスナイトの楽器となって帰ってきました。

 3/3/2という悪くはない打点を持っていて、ミニオンを攻撃すれば基本的に強化されるのも嬉しいところです。赤デスナイトの武器なので体力の回復や血鬼の血》で体力の上限があがった場合も強化されますね。

 

 今回紹介されたカードはたまたま武器を常備してるクラスだけでしたが、メイジやドルイドなど、普段武器カードがないクラスにも配られるそうです。

 

・ハモリ系呪文

 かなり前の拡張「妖の森ウィッチウッド」にあった、"ターンごとに攻撃力と体力が入れ替わるミニオン"の呪文バージョンですね。この効果のカード、当時使われたんだっけ…

 体力回復やボードコントロールが得意な赤デスナイトのもう一つの特徴、ハンドバフの効果を持つ呪文です。ハンドバフ主体で戦うデッキはミニオンが多いので4体強化モードも悪くないのですが、勝ちに繋がりやすいのは2体+4/+4の方でしょう。

 

・"ソリスト"ミニオン

 ソリストミニオンは「自陣に他のミニオンがいない」条件で効果を発揮するミニオンです。《オペラ・ソリストの効果は分かりやすく、コントロールデッキで使うことを想定したミニオンになっているのではないかなと思います。

 《生贄の魔導書》《ドレッドリッチ・タムシン》《思い上がったお客様》がスタンダードから落ちるため、AoE不足の感がいなめないウォーロックでしたが、代わりのカードとしてこれが出てきました。スタッツがなかなか優秀なんですが、それを活かすカードはあまりないですね。

 

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 今日はここまでです!また次回~

【4月リリース】集え!レジェンド・フェス 新カード紹介

 お久しぶりです、しまちゃんです。前回のミニセットは忙しくて記事がかけませんでした。今回もちょっと忙しいのですが、やれるだけやっていきたいと思います。

 

新キーワード:フィナーレ

 カードを使用したとき、マナを使い切っていれば発動するボーナス効果です。

  1)マナが0のとき、0コストのフィナーレカードを使ったとき、ボーナスがもらえるのか

  2)フィナーレを発動した後、《練気》などで0からマナを回復し、フィナーレカードを使ったときはまたフィナーレを発動するのか

 この二点は検証したいところですね。

 

 フィナーレしたときはバフにもなるコピー呪文です。コピー効果もバフ値もちょっとパワーが低めに思えます。

 ハンドバフとしても使えるので《共謀者》《ツインフィン・フィンツイン》シナジーがあります。

プリーストのクラスキーワード:過回復

 クラス専用のキーワードがなかったプリーストがサービス開始九年目にしてキーワードを手に入れました。ハンター・メイジ・パラディンウォーロックにはまだありません。ウォリアーは「激怒」がそれっぽい感じでしたが消えました。

 もう五年も前の話…。

 

 過回復は主にミニオンにくっついているキーワードで、最大体力以上の回復を受けたときにボーナス効果を発揮します。

 ヘダニスを復活させる手段はあまりないです。出したターンに過回復まで発動させたいですね。一枚で達成できるのはこのあたり。(《瞬間回復》はコアカードなのでスタン落ちする可能性があります)

 新カードである《ファンクラブ》とヒーローパワーでもヘダニスを過回復できますね。プリーストは今あまりドローに困ってない気もしますが、《ノースシャイアの聖職者》(※)と相性がいいカードでもあります。※これもコアカードなのでスタン落ちするかも

・レジェンド楽曲呪文

www.youtube.com

 フェスがテーマである今回の拡張は、各クラスごとに音楽のジャンルがあり、それらの代表曲を呪文として使用することができます。

 メタルのデスナイトは《究極の侵蝕》のようなテンポスイング呪文。あちらと違ってドローがないのですが、三色デスナイトはカードプールからアグロ-ミッドレンジあたりのデッキとなるため、ここで出てきたトークンで決着を付けるつもりでいた方が良いですね。

 大好きなカードなので覚えてもらいたいのですが、《魔骨士フロストウィスパー》でビッグターンを作れます。

 

<3/16追記>

beerbrick.com

開発者のコメントによると、強化されるパラメーターは

 1)与えるダメージ

 2,3)トークンの攻撃力、もしくは体力

 4)召喚されるトークンの数(最大7)

 出てくるトークンの数が増えるのはかなり嬉しいですね。スタッツが上がる効果が何倍にも高まる部分なので採用しやすくなりました。

 

 ディスコ担当のパラディンによるファンキーなナンバー。

 ヒーローに聖なる盾を付与するのははじめてですね。

  ・武器でミニオンを攻撃したときダメージを無効化する

  ・ターンが返ってきたとき聖なる盾が残っていれば疲労ダメージを無効化する

 という副次的な効果を持っています。

 来年の《ライトフォージのキャリエル》のようにも感じますが、一緒に《塗油の騎士》《戦闘牧師》もスタン落ちするため、実はそこまで聖なる盾を貼れるチャンスがないようにも思えます。

 とはいえ、この能力は唯一無二ですし、ゲーム中永続効果は見た目よりも強いことが多いです。期待値が高いカードと言えるでしょう。

 

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 今日はいったんここまで。他にも様々なカードが公開されてますので明日も見ていきましょう。それでは!

【12/6 リリース】リッチキングの凱旋 事前評価

 こんにちは、しまちゃんです。今回も全カードの評価をやっていきたいと思います。

 

 デスナイトのカードは先に別の記事で評価しました。併せてご覧ください。

shimachanchanhs.hatenablog.com

 

評価基準

強い / 弱い :

 カードパワーの評価です。特定のアーキタイプ(今回ではデモハンの「ミニオンレス」やローグの調合薬など)の専用カードの場合は、そのデッキ内で重要かどうかを強さに加味します。普通より強ければ強い、普通以下なら弱いです

 

使われる / 使われない :

 次のバランス調整までの間、vicius syndicateの環境デッキTier3までに採用されているカードを使われると評価します。そうでなければ使われないです。

 ↓Vicius Syndicateのリンクはこちら。

www.vicioussyndicate.com

 

では始めます。

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リッチキングの凱旋 新カード 11/27

 こんにちは、しまちゃんです。今日が最後のカード公開となります!見てきましょう。

 残るウォーロックのカードは断末魔シナジーでした。断末魔が強いカードはウォーロッククラスカードよりも中立に多いですね。《本影のガイスト》で手に入る影呪文は《タムシン・ロームでコピーできるのでちょっと面白いと思います。

 除去プラスハンドバフ。アンデッド限定という狭さがちょっと気になりますね。挑発や急襲にバフが乗ると強いので破棄シナジーである《歩く死体》《獰猛なユミルヤル》とセットだと良さそうです。《タムシン・ロームもアンデッドなのでこれに乗っても場持ちが良くなって嬉しいと思います。

 コストの割にスタッツは控えめですが、生命奪取が付いていて出たターンに仕事をするので悪くないです。これも《捻れた首綱》と相性が良いです。

 呪文をハンドバフ、デッキバフするという新たな試みのカードです。ハンターの魔力呪文の種類はかなり限られていて《魔力の一矢》以外は全てリッチキングの凱旋から登場のものになります。

 さすがレジェンドといったところか《ハルデュロン・ブライトウィング》は強力ですね。スタッツも良好で、マリガンキープのカードとなるでしょう。

 《魔力の矢》と違い、相手の盤面に何もないときは1ダメージが相手の顔に飛ぶだけです。代わりに呪文ダメージは全ての弾に乗るので除去としてはこちらのほうが強いですね。今回の魔力呪文シナジーの恩恵を受けているデザインです。

 こちらも魔力シナジーを持つ呪文。4コストの急襲なら5/5が欲しいのでなんとか1ダメージ上乗せしましょう。

 呪文ダメージで増えるのはヤマネコの数でした。伸び率がかなり高いので《才ある魔術師》の採用もありかなと思えてきますね。

 もちろん呪文ダメージが乗るのですが、単体でも6ターン目以降は2コスト2ダメージ2ドローと破格の性能を持っています。魔力シナジーデッキでの活躍はもちろん、ハンターの連続クエスドワーフ地区の防衛》と相性が非常に良く、これ一枚で復権の可能性があります。大注目のハンターカードです。

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 これで全てのカードを見終えたと思います。次は実際に使われるかのレビューをしていきます。また次回!

リッチキングの凱旋 新カード 11/26

 こんにちは、しまちゃんです。今日も新カードを見ていきましょう。

 ローグの新しいギミックです。上の5種類の"混ぜられていない"調合薬が手に入って、(多分)手札に2枚あると勝手に合体し《混ぜられた調合薬》になるものと思われます。コストは一緒なので混ぜて使ったほうがお得ですね。

 コストやローグの戦術から《悪徳薬師》よりも《調合師》のほうが使いやすいかなと思います。

 調合薬を確実に混ぜられたり、《段取り》で0コストにできたりとかなり便利な呪文。《混ぜられた調合薬》の効果はだいたい4~5コスト相当なので、2T目ポーションベルト》からの3T目調合薬で大きなスイングを起こしやすくなっている部分もポイントが高いです。

 混ざってない調合薬が手札に一枚ある時、ポーションベルト》使ったときはどの調合薬が混ざるのかは現在分かっておりません。調べておいたほうが良さそうです。

 調合薬専用の《段取り》。3コストがターン跨いでも免除されると考えると「溜めて放つ」ローグの特性と噛み合っていると言えるでしょう。2/3/2という少々前のめりのスタッツもローグにとってはプラスでしょう。

 システムミニオン系のレジェンド。次のターンには処理されることを考えると供給できる調合薬は2本ぐらいといったところでしょうか。

(追記)敵のミニオンを倒しても調合薬が手に入るのでもっと手に入りそうですね。

調合薬に関するカードがアンデッドが多いので《ドラッカリの防腐術師》で調合薬の種を増やしたりポーションマスター・ピュートリサイト》の場持ちを良くしたりするのが良いかも。

 あ、このカードは長すぎるのでカード名が変更になる可能性があります。

https://hearthstone.blizzard.com/ja-jp/cards/86120-potionmaster-putricide

公式サイトで名前が食い違っているんですね。

 本当にささやかではありますがボードアプローチとデッキを回転させる呪文です。採用できそうなデッキタイプやシナジーカードは多く、ミラクルローグでの採用はほぼ確実かなと思います。

 今は使われてないですがT4COロボ、《現地連絡員》との相性がとても良いです。スタン落ち直前のミラクルローグの総決算に期待しつつも「対話がないデッキは流行って欲しくないな」と思ったりしています。

 このへんのカードを合わせることで強力なAoE+ライフ回復手段を作ることができますが、そもそものテキストが強いですね。対象が敵だけだし顔に飛んでいる。

 《ジェイス・ダークウィーバーもいるので絶対使われることでしょう。

 毎拡張ごとにうっすら追加されてるビッグデーモンハンター用のカードです。スタッツがデカければデカイほど与えられるダメージが増えるので、新カードの中では《ロースマー・セローン》の恩恵を一番受けられるミニオンじゃないかなと思います。

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 今日はここまで!また次回もよろしくお願いします~

リッチキングの凱旋 新カード 11/25

 こんにちは、しまちゃんです。昨日はドルイドのカードが公開されました。

 「体力ではなくて装甲をマナに変える」という少し変わった効果のレジェンド。8装甲を獲得するので7/7のボディは実質タダ。という見方もできます。

 能動的に装甲を得られる手段は連続クエストを1枚とするとこの4枚。《大地のウロコ》《野生の心のガフ》はランプドルイドに採用されているカードなので相性が良いですね。

 コストの割にはどちらのモードも強くないですね。「装甲を得ること」、「2体の獣が出てくること」の、シナジーを意識して使う呪文だと思います

 重いぶん一枚でアグロを悶絶させられるポテンシャルがあるミニオンです。どちらかというと出たターンに死んでくれたほうがありがたいことが多そう。《アヌブレカン》の雄叫び装甲で召喚でき、断末魔まで発動できれば黒字が出るデザインです。

 今回の大注目カードです。コストが0になるミニオンはドローしすぎて手札を吐きがちなランプドルイドにはいつでもウェルカムです。今回のは挑発と4/6のスタッツが偉いですね。かなりの攻撃を受け止めてくれるでしょう。

 装甲6以上溜まっていれば《エルーンの巫女》で分身もできますよ。

 タイムラグで8装甲獲得する軽量呪文。これ自体が強いわけではないのですが《クリプトキーパー》との相性がとんでもないです。最速で後攻2T目着地があるのはもちろん、装甲4は保証してくれるのでもう一枚キチン質の装甲》があれば結局《クリプトキーパー》が飛んできます。

 《アヌブレカン》を召喚する前のターンにあらかじめこれを使っておくと実質的なマナ加速ともなり、シナジー先が強いため採用されると思います。

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 《クリプトキーパー》はバランス調整されるぐらい強いカードな気がしています。ではまた次回!

リッチキングの凱旋 新カード 11/24

 こんにちは、しまちゃんです。新カードを見ていきましょう。

 コストを入れ替えられるので、片方で0コストの呪文が選択できれば隙を消すことができます。《広大なる英知》と連続クエストは発見できないとすると、3コスト以下のメイジの呪文は26枚あり、2回の発見のどちらかに0コスト呪文が出てくる確率はおおよそ40%です

 発見プールが広すぎる代わりにコストを軽減がついています。「武器を一枚引く」「以後の遺物を強化する」などメイジには縁がない呪文が選択肢に上がることも考えると、その中でマシなカードを渋々選択することもあると思いますが(下に続く)

 これで再抽選することも可能です。《広大なる英知》で3コストにとりかえた《予熱》《二の炎》《魔力の雷》なんかを変化させても良いですね。

 テキストが《狂気のデッキ》と一緒なのでクラスもランダムに変化するはずです。

 出ました《シャダウォック》《ジェイス・ダークウィーヴァー》のようなシナジー「おさらいレジェンド」です。

 《スイヴァーラ司令》こそありますが、例に挙げたカードとは違い、デッキに入ってないカードを反復するので勝ち筋の再現性は低いと言えるでしょう。おさらいカードとしては《テス・グレイメイン》に近い、大きいテンポスイングとバリューをもたらしてくれるカードといえます。

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 今日はここまで!