【事前・事前評価】アルタラック 11/18
こんにちは、しまちゃんです。新拡張"烈戦のアルタラック"が発表されてからというもの、ハイペースで新カードが発表されております。どんどん見ていきましょう。
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【事前・事前評価】アルタラック 11/17 その2 ヒーローカード編 - しまちゃんのブログ
倒すことが条件なので、《岩肌のバジリスク》や《猛毒スコーピッド》あたりの猛毒を持った獣であれば効果を何度も繰り返すことができます。2,3体ぐらいのミニオンを処理しして5/4と+αで何かが残るという効果だと認識するのが良さそうでしょうか。
現状のハンターに9マナまでもつれ込むようなデッキは存在しませんが、カードパワーが低すぎるというわけでもないので、少し前のハイランダーハンターのようなタイプのデッキになら採用されるかもしれません。
《戦没者の剣》との比較が分かりやすいですかね。「武器として使えない」「秘策が貼れるのは次のターンから」という制約の代わりに「3枚サーチできる」「秘策を貼らないという選択肢を取れる」という強みもあります。なんで耐久度3だったんだろう《戦没者の剣》…
今のハンターは《ワンダリングモンスター》や《帽子から猫》といった秘策を貼ったぶんのロスを取り返す秘策がなく、それがフェイス戦略一択の現状に繋がっています。
ですが今回はヒーローカードが全ヒーローに配られるため、全体的に環境が遅くなる兆しが見えてきます。そうなった時、こういったリソース補給のカードが活躍するかもしれません。
死んだ動物が突然復活するのは不自然なことでは…?
ともあれこのカードの面白い使い方としてデッキのミニオンを《キングクラッシュ》と《マキシマ・ブラステンハイマー》のみにして、《ペット復活》で何度も蘇らせるコンボがあります。自然とデッキは呪文だらけになるため、クエストハンターと組み合わせてみます。
クエスト達成のため大いに役立った《猛毒スコーピッド》や《貪り食う大群》、リソース確保のための《バラク・コドーベイン》が採用できないのはかなり気になりますが、一応こんな形でしょうか。
もちろんですが《ネズミの王》を採用した断末魔ハンターとも相性が良さそうです。《暴食キューブ》があった時代のドルイドを思い出して懐かしい気分になりました。
体力4と隠れ身の組み合わせが良いですね《焼け残り特売》でも破壊されることがありません。
一方でアグロチックなデッキだと秘策のテンポ損、そもそも貼れなかった時の不安定さがネックでしょうか。
ウォーロックにこんなミニオンが昔いましたね。3ターン目に素で出すと攻撃力1を逆手に取られて体力を削られてしまうので、後のターンにまとめて召喚するとか挑発ミニオンの裏に置くとか、そんな工夫がされていた記憶があります。
ミニオンが死なないといけないこともあって、使うにはかなり工夫が必要です。
早速来ましたドルイドのヒーローカード《野生の心のガフ》の20マナを遺憾なく注ぎ込めるレジェンドミニオンです。
とはいえ10マナだろうが20マナだろうが、ほぼほぼ「相手のミニオンを一体破壊し、巨大スタッツの挑発を立てる」という動きをするだけですので、それだけでゲームが決まることは稀でしょう。
ドルイドの本命ムーブの中継地点として、《伸縮自在ポーチ》でとりあえず引っ張っておく先として使われる形に落ち着くでしょうか。
現代のハースストーンは8マナのターンの返しには盤面を無視したバーストが飛んでくることも多いので、動きは強くても悠長かもしれません。とはいえカードパワーはあるので来年以降、聖典なき後のコントロールパラディンで活躍する可能性は十分にありますね。
中立の8マナも相手の盤面をしっかり触ってくるようになりました。令和でございます。ランダム破壊というのが絶妙に中立ですね!
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