【事前・事前評価】アルタラック 11/17
こんにちは、しまちゃんです。
ストームウィンドのミニセット「デッドマイン」が公開されてまもなく新拡張のアナウンスが行われました。早速見ていきましょう。
事前配布レジェンド
今回の拡張はホード(オーク)とアライアンス(人間)との決戦がテーマになっており、それぞれの陣営のリーダーのどちらかを無料で入手できます。(選ばなかった方は本拡張公開日の12/8まで作成できません。ご注意を)
ホード陣営のレジェンドはアグロチックな効果。3マナ以下のミニオンしかデッキに採用できなくなりますが、4/4という本体のスタッツとともに強い盤面を形成できます。
GMのキャスターでおなじみDarrochが既にこれを採用したミラクルプリーストのリストをアップしています。
My totally original deck's so busted it got banned already https://t.co/ikGxoEMnfG pic.twitter.com/Fl8lwF5xYe
— Darroch Brown (@DarrochBrown) 2021年11月16日
聖なる盾を持っていて、次のターンにバフ呪文で押し込みを狙うパラディンとの相性も良いかもしれません。ズーに採用して《死者蘇生》で上振れを狙うのも面白いと思います。《貪り食う大群》を使って使い回す手もあります。
アライアンス陣営のレジェンドはこちらになります。ビッグミニオン系のデッキで採用が見込めそうです。デーモンハンター、ウォリアーが良い例ですね。ランプ戦術といえばドルイドですが、ドルイドは現状呪文が強力なのでこのカードの恩恵が薄いと思います。「一方でミニオンのコストは下がるけど、呪文のコストは下がらない」ことを活かせば変妖とは相性が良いともいえるので、「ドルイドへの採用はない」とは一概に言えませんね。
個人的にはアルタラック公開までの残り日数から考えて、アグロでたくさん回せる《ドレクサー》を選びたいなと思っていますが、こうして考察してみると《ヴァンダル・ストームパイク》もなかなか興味深いミニオンであります。
攻略目標
攻略目標は呪文カードの一種で、使用してから3ターンの間、常在効果を発揮します。
「手札から」という記述がないため、ヒーローパワーや《縁日》による召喚でもバフされることになります。一度盤面を取られたらリカバリーが難しいパラディンにとって、4マナで(ただちに)何もしないのはかなりのリスクではありますが、コントロール主軸で《いざストームウィンド》の強化ヒロパと共に無限リソースで相手を差し切る形であれば有効なのかもしれません。
断末魔ローグをサポートする攻略目標です。ローグの断末魔は悪くはないものの、主軸になるような強力なムーブがないのがかなりの痛手となっております。一方で攻略目標は一度使ってしまえば相手が邪魔することはできないため、カードの組み合わせで戦っていくローグとは相性が良いと思われます。今拡張でどういうミニオンが配られるでしょうか、今後に期待です。
キーワード能力:武勲
ぴったりのダメージで相手ミニオンを破壊すると効果が発動します。
バニラ相当のミニオンにボーナスが付いています。武勲がたてられて、かつ自分が生き残るのは2/1のミニオンまでなので範囲は狭く感じます。《アダールの手》や《ワンワンビスケット》と組み合わせると良くなる感じがします。採用するならアグロデッキでしょうか。
「雄叫びで武勲をたててくれ」というデザイン。相手の盤面に干渉しながらミニオンを召喚できるカードは元来強いのですが、スタッツが全体的に高くなった今のハースストーンではそこまで強いと言えないか。ダメージが顔にも飛ばせるのは”現代”を感じますね。
即時攻撃できる武器は体力調整もやりやすそうです。攻撃力が上がり、耐久力も回復するので次のターンのプレッシャーもちゃんと残るところが偉いですね。
ハンターはアグレッシブなクラスなので、武器を育てることを意識しすぎず、3/2になった時点で6点のフェイスダメージに変換することも念頭に置いていきましょう。
ローグとメイジは一生コストを下げ続けている。《さわやかな湧き水》も《マナビスケット創造》あたりは1コスト下がっているだけで強さが全然違うので、こういう効果はありがたいです。今回のバランス調整でクエストメイジが弱くなってしまうので、”魔力”という呪文系統にこだわる必要はあまりないでしょうか。現状であればメイジデッキの全般で使われる呪文だと思います。
今日公開されたカードはまだあります!早めにレビューしますので少々お待ち下さい!
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