新カード:ナスリア城殺人事件 7/2

 こんにちは、しまちゃんです。新カードが公開されたので見ていきましょう。

 今回のメイジは《即発の骸骨》を使い回すテーマが新設されています。このレジェンドは「テーマカードを使ったぶんだけボーナスがもらえる」というよくある雄叫びを持っているのですが、自陣に収まらない骸骨の断末魔を即時発揮するところが最大の特徴です。《ジェイス・ダークウィーヴァー》ほどゲームを決めに行くわけではないですが、《ベアロン・グラッシアー》よりは盤面を取りに行っているデザインです。

 《即発の骸骨》そのものもカードパックから出てきます。顔以外にもダメージが飛ぶ《レプラノーム》という感じで、「除去はするけどアグレッシブ」というメイジの性質とマッチしていると思います。コストがちょっと重いのでデッキに入れる場合は理由を考える必要がありそうです。

 

 イメージとしては歴戦のアルタラックでの《フロストウルフの狼舎》《ワイルドポーの洞窟》に近いでしょうか。「このターンは起動しない」という選択が取れるぶん小回りが効きます。とはいえ《不可避なる終末のケルスザード》に繋ぐためにできる限り序盤に出し、使い切っておきたいところです。

 4ターン目に体力2のミニオンを2体出してもあまり強くはないのですが、装甲4が偉いです。

 6コストで2点AoEは相当ダメージが低いですね。恐らくですが自陣の《即発の骸骨》を巻き込んで断末魔込みでのダメージを期待しつつ、ケルスザードのカウントを稼ぐというデザインなのでしょう。

 あ、ちなみに私はこのカードを「こちこちどかん」と読んでいます。

 メイジは吸魂と相性悪く感じますが、近年はナーガメイジもメカメイジなど横展開するデッキも強くなっています。今回の骸骨メイジもこれを活かせるデッキの一つですね。2コスト3ダメージで顔に飛ばせるのも偉いです。

 《鏡の住民》よりアグレッシブな秘策です。相手からすれば先に軽いミニオンで小突けば裏目のないケアができるので簡単そうに見えますが、意外とフェイスにアタックできる軽量ミニオンを用意するのが難しいでしょうか。前のめりなメイジデッキが現状、存在しないので採用されるかどうか厳しいところですが、輝くチャンスはあるかもしれません。

 ドルイドに断末魔?現状活かせるカードがほぼないので、これから公開されるのではないかなと思っています。

 強いですね。なんでワンドローが三回できるんだろう。

 《剣匠サムロー擁するナーガプリーストが採用する筆頭ですが、ドロー出来れば何でも良いのでイノシシプリーストにも入るんじゃないでしょうか。場所は呪文カードではないので影プリーストにも採用できます。念のため。

 手札にパラディンのクラスカード4枚で完全体として召喚できます。一番採用しそうな神聖パラディンが30枚中26枚がパラディンクラスですのでそんなに問題はなさそうです。スタッツの低さはハンドバフでカバーできるので、かなり強いカードと言えそうです。問題はコストが5という絶妙な重さぐらいですね。

 

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 明日は公開が一枚だけなので、もう少しまとまって公開される7/7ぐらいに記事が書けたらなと思います。ではでは。