【事前・事前評価】ストームウィンド その2 連続クエスト編

 こんにちは、しまちゃんです。

 連続クエストは基本的なメカニズムは従来のクエスト呪文と同様ですが、中間地点でささやかなボーナスが貰える代わりに達成報酬までが遠く、最終的なリターンが大きい。というデザインになっています。

 おそらく各クラス1種ずつあるであろう連続クエストのうち、2枚のカードが7/3の第一報で公開されました。早速見ていきましょう。

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可能が故に、ライバルあり

 現環境のスペルメイジのリストを見る限り「火炎、凍気、魔力」呪文をまんべんなく使用するのは難しくないように見えます。問題はマナコストの方で、まともにクリアしようとするとテンポが悪くなり、《詠唱者の循環》で軽減していくなら「今まで通りクエスト入れないで顔面を詰めきったほうが早いのでは?」となりかねません。時間を稼ぎつつ永続の呪文ダメージ+3を活かし、長くプレッシャーをかけられるデッキを考えていきたいところです。

 

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 攻守はっきり分かれた王道クエス

 クエストカードは基本的にマリガン枠を一つ潰し、1ターン目を放棄することになるため、序盤は守勢に回ることがほとんどです。そこからクエスト達成ボーナスを活かして逆転を狙うことになるのですが、その点で言えば《悪魔の種》は非常に分かりやすいクエストです。とにかく自傷し続けてクエストを達成し、達成後もやはり自傷し続けていけば勝ちに繋がります。動きに一貫性があるのでデッキ構築がしやすく、自傷することが直接キーになったアーキタイプもないため、魅力・能力ともに備わった良いクエストだと思っています。

 一方で途中の生命奪取ボーナスはほぼ「何もしない」と言っていることに等しく、《ブライトボーン・タムシン》を手に入れるまでには生命奪取による回復分を差し引いても15点のフェイスダメージを受けることになります。さすがに残りライフ15点では、あっという間に負けてしまうので、都度都度の回復は必須でしょう。

 

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 連続クエストは「荒ぶる大地の強者たち」で登場した傭兵レジェンド達がパワーアップした姿がクエスト報酬で貰えるデザインが良いですね。一年通してのテーマを感じます。

 個人的には《スキャブス・カッターバター》のクエストが気になりますね。彼はストームウィンドの街で料理をするのか?しないのか!?

 …ではまた次回!