【事前・事前評価】ストームウィンド メイジ編
こんにちは、しまちゃんです。今回は「強い・弱い」、「使われる・使われない」の評価は要点のみに絞り、コンパクトにまとめたいと思っています。一方で詳細なレビューもどこかで書いておきたいという気持ちもあり、今回は過去の評価記事をまとめつつ考察していきたいと思います。
火炎呪文が多く追加されたので効果範囲が広いですが、特に組み合わせて使いたいのは《焼け残り特売》や《フレイムストライク》あたりのAoEになるでしょう。同じターンじゃないとコストが軽減できないので、《大魔道士アントニダス》とはちょっと相性が悪いのが残念ですね。でも連続クエスト含め、0マナでカウントが進むのは嬉しいなと思います。
【事前・事前評価】ストームウィンド その2 連続クエスト編より
可能が故に、ライバルあり
現環境のスペルメイジのリストを見る限り「火炎、凍気、魔力」呪文をまんべんなく使用するのは難しくないように見えます。問題はマナコストの方で、まともにクリアしようとするとテンポが悪くなり、《詠唱者の循環》で軽減していくなら「今まで通りクエスト入れないで顔面を詰めきったほうが早いのでは？」となりかねません。時間を稼ぎつつ永続の呪文ダメージ+3を活かし、長くプレッシャーをかけられるデッキを考えていきたいところです。
かなり便利な呪文です。連続クエストにも《大魔道士アントニダス》の事前準備にも相性が良く、2マナで4ダメージ出るので、そういったシナジーを考慮しなくても強い除去呪文として働きます。《燃焼》のライフ調節に使うのも良いですね。
このダメージ追加効果はターンをまたげるので、2ターン目に召喚しても裏目が少ないです。燃焼の除去力が跳ね上がるので、クエスト達成までの時間稼ぎに貢献してくれそう。
スペルメイジの《力の源》から出てきてくれた場合も嬉しい寄りのミニオンです。
ダメージの上がり幅が緩やかになった代わりに、無限に打てるようになった《忘れ去られた松明》です。今のメイジはデッキを引ききる試合が少なくて、この効果を活かし切るのは希だと思います。しかし、対コントロールの選択肢として存在しているのは良いことだと言えるでしょう。
軽減コストが高いので、重くてそれを打つのが強い動きになるようなスペルと組み合わせたいですね。《ヨグ=サロンのパズル・ボックス》や《ルナのポケット銀河系》といった呪文があれば使われそうです。
欠点をフォローした便利なAoE
ヒーローにダメージを与えないAoE呪文はアグロやトークンデッキには絶大な効果がありますが、ミッドレンジやコントロール相手にはあまり有効な働きをしません。そういったカードに交換可の能力を持たせることで、死に札を抱え続ける状況を解消しました。とはいえ、一体のミニオン除去に4マナ3ダメージという効率の悪い選択肢を取るのがベストである状況というのも存在します。総じて「するか」「しないか」という、交換可ギミックの奥深さが味わえる良いカードだと思います。
《予熱》から動けばデッキがかなり回ります。しかし火炎呪文限定なので《一の炎》を合わせたとしても、これだけでデッキを引ききることは難しいと思います。でも《火付け》の火力を上げることくらいならできそうです。
コストが重いので《力の源》から出てくるとちょっと嬉しくないかもしれません。
対象を取る呪文を踏み倒すと、当たり先がランダムになってしまいます。《フレイムストライク》や《クトゥーンの仮面》といった呪文と組み合わせたいです。
3ターン前から準備する必要があるという、根回しが国賓級のレジェンドミニオンです。火炎呪文中心のデッキならまだ自然に動けそうですが、連続クエストやスペルメイジはかなりぎこちなくなりそう。しかし、ファイアーボールが全部フェイスに飛べば18点バースト。やる価値はあるかもしれません。
