リッチキングの凱旋 新カード 11/2 その3 その他新カード編
こんにちは、しまちゃんです。11/2に発表された新カードの残りを見ていきましょう。
↓「過去のリッチキングの凱旋」の記事です。
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無料配布カード:《太陽の泉》
とても珍しい中立の呪文カード。効果はリソースの(大量)確保ですが、他のクラスの呪文が手に入るわけでもないので使い所にはちょっと困る印象を受けます。
神聖呪文であることは面白いポイントになりそうです。《御苑の御恩》のコストを減らすのに向いていますし、パラディンプリースト以外なら《マルチキャスター》のカウントを一つ進めることができますね。
その他カード解説
公式トレーラーでリッチキングと戦っていたリアドリンが早速公開されました。コストがとても軽いですが攻撃力2以下にしか聖なる盾と急襲を付けられないのはさすがに範囲が狭いため、バフカードで攻撃力を上げてあげられると良いですね。
手札からの召喚じゃなくても効果が発動する点にも注目です。シルバーハンド新兵とは相性が良さそうに思えます。
パラディンの呪文なのにちょっとした除去能力を持っています。珍しいことです。
おそらく味方ミニオンがいないと使用できないので、1ターン目に出した《有徳の守護者》に使っていきたいですね。ミニオンの攻撃力バフの方は永続です。
「デッキにミニオンがいない場合」という条件で追加効果が発揮します。昔存在したスペルハンターというデッキのデーモンハンター版ですね。スペルデーモンハンターの核となるカードが今後発表されると思われます。待ちましょう。
ちなみにこの効果で召喚されるフェルフィーンドの種族は「悪魔」のみで、アンデッドではありません。
《殻弾》や《巻き添え被害》と相性が良さそう!…と思いきや魔力呪文限定ですので現状は《魔力の一矢》だけしかダメージが上がりません。これも他の新カードと組み合わせるのが前提という感じがしますね。
確実に挑発を召喚できるところが《竜炎のアミュレット》と差別化できる点でしょうか。これが素で使えるターンになると「呪文とヒーローパワーの標的にならない」はあまり意味をなさない気もしますが、ヒーローヴァーデンの魔力枠で使い回せれば強いと思います。
今回は「呪文とヒーローパワーの標的にはならない」を持つミニオンが多くなりそう?《リッチキング》からもらえるカードにもそんな効果があったのでフレーバーの再現なのかもしれませんね。
全てのヒーローが4コス2点のAoEを持つようになりました。序盤の全体除去が苦手なランプドルイドが採用しそうなカードかなぁと思います。
7コストで直ちには何もしないミニオンを召喚し、さらに良いミニオンを引くことを待つ必要があるという、悠長と言って良いぐらい壮大な計画を練っているレジェンドであります。
「倍」という効果は重ねがけできた途端にとんでもない値に化けるので、《ボルナー・ハンマービーク》や《スバラシインコ》を擁するシャーマンに採用するのは面白いかもしれません。
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これで現在公式サイトのカードギャラリーに掲載されているカードの紹介は全てかと思います。また増えましたら記事を上げていきたいと思います。ではでは!
リッチキングの凱旋 新カード 11/2 その2:マナ渇望・アンデッド編
こんにちは、しまちゃんです。前回の記事では新クラスのデスナイトについて書きましたが、今回は他のクラスのギミックについて見ていきたいと思います。
↓前回の記事はこちら。
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新キーワード:マナ渇望
マナ渇望(X):という形でテキスト表記され、マナクリスタルがX個以上あると効果が強化されます。「荒ぶる大地の強者たち」のランク呪文に近い効果といえましょう。
《邪道刺し》を彷彿とさせるダメージ呪文です。あちらと比べ軽いぶんダメージの上がり幅はずいぶん緩やかですね。
ウォリアーでは珍しい複数召喚できるカードです。マナ渇望をすると良いスタッツになるので、激怒ウォリアーに入れると面白そうかもしれません。
マナ渇望で回復量が上がるミニオン。現状は採用できるデッキがなさそうに見えますが、回復シナジーの多いプリーストとは相性が良いです。
素の3/2/5挑発はまあまあ強いです。マナ渇望が発動すると聖なる盾を持つ挑発でコストが軽いのがかなり偉く、コントロールパラディンあたりとは相性が良さそうに思えますね。
新種族:アンデッド
アンデッドは自分の前のターン以後(つまり自分の前のターンと直前の相手のターン、そして今の自分のターン)で味方のアンデッドが死亡していると効果を発揮するミニオンが多いです。
2ターン目に召喚できるトークンとしては本体込みで相当強いので1ターン目に召喚(そして死亡)できるアンデッドがいるかどうかで評価が大きく分かれそうです。
横展開の量がすごいですね。出てくるゾンビはコスト2なので《始原の波》で進化させない方がスタッツ的には強いかもしれません。こちらはアンデッドだということにとらわれず吸魂のカウントを稼ぐ形で使っても良さそう。
アンデッドの供給手段もあります。「蘇ったミニオン」を表現しているせいか断末魔で出てくるものが多い気がしますね。
今拡張から種族が2つ掛け持ちするミニオンが登場するようになりました。過去の拡張でも「マーロックの海賊」や「メカ化した悪魔」といったミニオンは存在していたため、より直感的になったと思います。
このカードはとてもすごい《ボーンメア》ですね。獣なので《銛撃ち銃》で引っ張ってこれるとゲームが終わる可能性があります。
また《フェイコートのセセリー》や《生け垣の迷路》とのシナジーもなかなか面白そう。《インヴィンシブル》に限らず今回の拡張は断末魔ミニオンが多そうな予感がするので、ドルイドのこの二枚には注目です。
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とりあえずここまで。発表された新カードはまだまだありますので、次回はそちらを紹介していきます。ではまた!
リッチキングの凱旋 新カード 11/2その1:デスナイト編
こんにちは、しまちゃんです。ヒドラ年最後のカードセット「リッチキングの凱旋」が発表されました。今日は発表された新カードを、新システムと共に見ていきたいと思います。
新クラス:デスナイト
デーモンハンターに続く11番目のクラス、デスナイトが登場します。ヒーローパワーは「2コストで1/1のグールを召喚する」というもの。このグールはターン終了時に破壊されてしまう代わりに突撃を持っています。
専用メカニクス:死体
専用メカニクスとはクラスカード固有で持っているキーワードです。ローグのコンボやデーモンハンターの異端みたいなものですね。デスナイトの能力は「死体」と呼ばれるもので、死んだ味方のミニオンの数をストックして効果のコストとして使うことができます。
(これらカードはリッチキングの凱旋ではなく、コアセットに収録されます。デスナイトはリッチキングの凱旋以外にもコアセットと「アーサスの旅路」という導入カードセットが配信される予定です。)
基本的なドロー呪文。2ターン目までに死体が2体出てくることはそこまで多くはないと思いますが、軽くて良い呪文です。
死体コストが1なのが便利ですね。スタッツも十分なのでテンポデッキでの採用があり得るかもしれません。
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ヒーローパワーのグールも死体のカウントが増えるので噛み合っていますね。当然と言えば当然ですが。
専用デッキ構築システム:ルーン
デスナイトはデッキ構築にも独自性があります。先程あげたカードのようにデスナイトのクラスカードにはコストの下にルーンが描かれていましたが、デッキに入れた3種類のルーンの最大値の合計が3になるようにしかデッキにカードを入れることができません。
例をあげましょう。このデッキには《血の沸騰》(Blood Boil)が入っているので血(赤)のルーンの最大値は2、《氷河の前進》(Glacial Advance)が入っているため凍気(青)のルーンの最大値は1で合計3となっています。
《ノーム喰らい》(Gnome Muncher)のルーンは血1なのでこのデッキに入れることができます。逆に《吸血鬼の血》は血3なので、《氷河の前進》を抜いてルーンスロットに空きを作らないと採用できません。
ついでにここで出てきたカードの単体のレビューもしていきましょう。
コアセットのカードです。即座に攻撃でき、相手の盤面が空の場合は敵のヒーローを殴りに行くためライフ回復の仕事はほぼ確実にしてくれそうです。一方で召喚したターンにダメージを負うため挑発ミニオンとしてはちょっと頼りないですかね。
リッチキングの凱旋のカード。血3カードで、他の種類のルーンが積めないぶん効果が強力です。体力の最大値が上がるため見た目以上に防御力が高いですね。コントロールデッキに採用される呪文と言えましょう。
こちらはアーサスの旅路のカード。4ダメージは顔に飛ばせます。コスト軽減能力も付いていて速攻寄りの呪文です。
こちらもアーサスの旅路のカードです。5コストにしてはダメージは低めですが、継続的にダメージを与え、生命奪取をし続ける。というずいぶん変わったAoEです。実質相手の攻撃力を2下げているようなものと考えるのが良さそうでしょうか。
ルーンは血、凍気、不浄で統一した方が強力なカードを採用することができます。一方、ルーンの種類を増やせば幅広いカードを採用できるため、デッキの安定性を増すことができそうです。
次はそれぞれのルーンの特徴を見ていきましょう
ルーンの特徴:血
血のルーンはヒーローの体力を上げ、回復することが得意です。ウォリアーやプリーストのようなコントロール性能が高いデッキ構築が可能になります。
ただ今スタンダードで使用可能の《リッチキング》の効果でもらえる呪文がいつでも使用可能になりました!確定除去としては軽いですし、血のデッキは体力回復が得意なので噛み合ってるといえますね。これはコアセットのカードです。
リッチキングの凱旋のカード。死体の数だけAoEを繰り返します。コントロールだとミニオンをあまり召喚できないので、今のカードプールだとちょっと弱そうに感じますね。
ルーンの特徴:凍気
ドローとマナ加速やコスト軽減、直接ダメージが得意です。ローグやメイジと似ていますね。あ、もちろん名前の通り凍結もします。
アーサスの旅路に収録される呪文。再充填なのでそのターンの最大マナ以上の動きはできないですが、どんなカードでも2コスト軽減してくれるところが強力です。
アーサスの旅路からの呪文。盤面をロックした上で即時5ダメージと返しの5点を予約するとても強力な効果です。採用すると純正凍気デッキで戦うことになりますが、バーンで戦うプランはしっかりしてるので良いですね。
コアセットのレジェンドですね。ルーンだけで飽き足らず呪文にまで凍気で統一することを要求してきました。6コスト払ってドローだけだと非常に心配なので2点AoEはぜひとも欲しいところです。
新種族のアンデッドを参照するミニオンです。新種族に関してはまた別の機会で紹介したいと思いますが、デスナイトがヒーローパワーや呪文で召喚するグールはアンデッドであることが多いです。これはリッチキングの凱旋から。
ルーンの特徴:不浄
不浄はミニオンの召喚、横展開が得意です。デーモンハンターやドルイドのトークン戦術に近いですが、それ以上にデスナイトの専用メカニクスである「死体」を下支えするカードが多い印象を受けます。
アーサスの旅路の旅路からの呪文。ミニオンを倒すこと前提ですが、2コストで合計5ダメージ(+1死体)も出る破格の除去です。
蘇り含め死体を4つも供給する召喚呪文。コアセットらしいシンプルさですね。
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これらに加え、どのルーンにも入れられるデスナイトのカードがこちら。
アーサスの旅路からの呪文となっております。今回デーモンハンターのときの導入ミニセット「新参デーモンハンター」とは違い、「アーサスの旅路」と「リッチキングの凱旋」の間にはスタンダードの寿命に差はないはずですが、一応出自をはっきりさせておくことにしました。
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ハースストーン公式のカードリストに掲載されているデスナイトの新カードはここまでです。新しく公開されましたら記事を書いていきたいと思います。ではまた次回!
【9/28リリース】ミニセット:虐典裁判 カード評価
お久しぶりです。しまちゃんです。ナスリア城殺人事件のミニセットの情報が本日公開されました。
カードレビューをやっていきたいと思いますが、公開からリリースまでが本当に近いので、今回は記事を複数日に分けずに随時更新形式でやっていきたいと思います。(すべてのカードが公開された時点で強い / 使われないの評価をしていきます)
では、見ていきましょう。
評価基準
強い / 弱い :
カードパワーの評価です。特定のアーキタイプ(今回では遺物や《即発の骸骨》など)の専用カードの場合は、そのデッキ内で重要かどうかを強さに加味します。普通より強ければ強い、普通以下なら弱いです。
使われる / 使われない :
次のバランス調整までの間、vicius syndicateの環境デッキTier3までに採用されているカードを使われると評価します。そうでなければ使われないです。
↓Vicius Syndicateのリンクはこちら。
デーモンハンター・ドルイド・ハンター
強い / 使われる
コントロール相手に高確率で1ターンパスさせることができる雄叫びです。強いです。常在能力持ちのシステムミニオンか?と思うぐらい体力偏重のスタッツに、スタッフの調整の跡が見られますね。
弱い / 使われる
アグロデーモンハンターには採用されるカードですね。アグロミラーでは相手に塩を送ってしまうこともありますが、デーモンハンターは手札を消費することが得意ですので、こちらが有利に使えることが多そうです。
アグロデーモンハンターは現在でもTier3に入っているため使われると評価します。
弱い / 使われない
ビッグデーモンハンターで使いたいカードです。とはいえ重い悪魔では吸魂を満たしづらくなってしまいますね。《深淵のザイラグ》は触手も悪魔であるため、吸魂を満たしやすいですが、触手が復活してしまうことがあり「うーん」と言った感じです。
強い / 使われる
軽い沈黙カードという時点で採用されると思います。大量召喚+急襲で盤面を取っていくドルイドは無敵モードをあまり強く使えなさそうな気はしますが、あって損はないです。
弱い / 使われない
序盤に使われるとプランが崩れる(最大マナ通り1ターン1枚手札を切っていると溢れてしまう)ので嫌なカードですね。とはいえドローの恩恵は相手から受けてしまうため、使う側も決して楽ではない一枚ではあります。
手札をしっかり使える軽いデッキで採用したいですが、このカードの使用自体はテンポの放棄に繋がるため、トークンドルイドとは相性が悪い気がします。《エルーンの巫女》で《ナーガの巨人》や《フロストセイバーの長》を増やすような少しコンボ寄りのデッキだと強いかもしれません。
現状で採用したいデッキが思いつかないのでこの評価ですね。
弱い / 使われない
3ターンの休眠はそこまで信頼できる除去ではないので使われないと思います。自分のブランを休眠させて、デナスリアスなどのコンボに必要なコストを擬似的に下げることは可能なので、《偽草の証拠》で発見したときに考えてみると面白そうではあります。
強い / 使われる
かなり良いカードですね。スタンダードに《氷の罠》があるおかげで、そちらのケアをすると《申立て棄却》が発動しやすくなってしまいます。
現在のハンターはフェイスを即座に詰めるデッキが主流ではないですが、環境にないわけではないのでこのカードが採用されることもありそうです。
クエストハンターのカウントが進む秘策でもありますね。
弱い / 使われない
野生精種や《ヤマグマ》の断末魔と相性が良いですね。急襲は絶対につけたいのですが、今の獣ハンターのリストだと獣3体という吸魂の条件が、難しくはないのですが不安定といった印象です。
弱くはないカードですが(普通の強さなので評価は弱いとなります)、《海底に眠るセイバー》とはあまり相性が良くないため使われない評価です。
強い / 使われる
今の獣ハンターにそのまま採用しても良さそうな効果。狙うのは《ヤマグマ》と《海底に眠るセイバー》でしょう。
《ネズミの王》を選択した場合はナサノスが休眠状態の《ネズミの王》変化すると思われます。
近い効果で試したときの挙動 pic.twitter.com/L7jZ3rXflV
— しまちゃん (@shimachanchanHS) 2022年9月25日
メイジ・パラディン・プリースト
弱い / 使われない
《呪文相殺》のミニオン版です。《呪文相殺》同様ケアがそんなに難しくなく、重いのでデッキに入れるのは難しいと思います。
しかしカードプールに追加されたことでランダムで秘策が貼られたときの拘束力が増し、「秘策全体の強さ」が上がったかなと思います。
強い / 使われない
かなり珍しいメイジの確定除去です。今のメイジは大型には凍結で遅延して《集団動物変身》や《大魔術師のルーン》で除去しているので、特別これがなくてもそこまで気にならないかもしれません。
強い / 使われない
秘策一枚で3コストになるのが良いですね。2ターン目に《匿名の情報提供者》で秘策コストを0にすると、3ターン目に秘策とこれを同時に使用できます。
このカードは強いですが、秘策メイジは環境デッキ入りしないと思います。これ以外の序盤のミニオンがそこまで強くないこと、《レナサル太子》が相変わらず強いことが主な理由です。
強い / 使われない
ピュアパラディン専用カードとして文句ない強さを誇っています。しかし、ピュアパラディン自身が決定力不足に感じ、今は使われないと予想します。
強い / 使われる
《ライトフォージのキャリエル》へのアクセスが安定しますね。パラディンはドローが弱いのでトップを絞り込めるカードは強いと思います。
10コストカードをデナスリアスか《獄吏王》のみにすれば、これを使ってピュアデッキ化するなんて芸当も可能です。(《御苑の御恩》は抜くことになりますが…)
弱い / 使われない
場に出ている新兵だけへのバフなので弱いでしょう。序盤にあまり展開できないですし。
弱い / 使われない
1マナと軽いですが、相手のコピーしたカードを使うのは手間が結構がかかる印象です。プリーストは他に軽い確定除去があるんですよね。
強い / 使われる
これは相当強いですね。《光熱のエレメンタル》にこれが乗るだけで大変なことになると思います。
弱い / 使われない
スタッツ、断末魔の能力ともに前時代的に思えてしまいます。4ターン目に攻撃力2の挑発を置く動きってだいぶ頼りないですよね。
ローグ・シャーマン・ウォーロック
弱い / 使われない
大物の処理が苦手というローグの弱点を補ってくれる呪文です。今のローグは低コストカードを一気に使うので《段取り》で0マナにできる点がとても良いと思います。
とはいえ環境次第で使われるメタカードだろう。ということで強さは普通で、使われないという評価です。
強い / 使われない
秘策は毎回張り替えて相手にケアを強要する動きが強いと思うので、このような効果はかなり良いです。返しのターンまでに秘策が発動して出せなくなっていた《不気味な墓穴堀り》もテンポで出せるようになりますね。
ただ
弱い / 使われない
急襲ついているのは偉いですが、コスト6はかなり重く感じます。エドウィンから引いてきたときに困ってしまいそうですよね。
弱い / 使われない
トーテム限定で吸魂をカウントをする珍しい一枚。《錨のトーテム》とセットで出すとなかなか強い動きになります。これ一枚で《ギガントーテム》のコストが4下がるのも凄いですね。
問題はトーテム3体の吸魂は思っているより時間がかかることですかね。
弱い / 使われない
オーバーロードなので相手が引いた次のターンに妨害をかけるという独特な妨害カード。ブランや《スバラシインコ》があるため、ものすごい数の濡れ衣を相手に着せることができます。
都合良く相手の邪魔ができるかが運次第で、シナジーもなく、スタッツも高くないため採用するには至らないかなと思います。
強い / 使われる
これは強いですね。相手の場にミニオンが三体以上いれば厄介なミニオンが場に残ることになります。残しても厄介ですが《泥溜め》をはじめとした進化ギミックともなかなか相性が良いですね。
弱い / 使われない
基本的にインプはスタッツが低いので、コピーするなら《悪徳の図書室》でバフしたインプを選ぶのが良さそう。インプはアグロチックなデッキなので、コンボ前提であるこのカードの採用は難しいでしょう。(奈落の呪いと混合したデッキもありますが、そちらでは枠がなさそうに思えます)
強い / 使われない
ヒーローパワーを使えば4コストで破壊できるので、確定除去としては軽い方ではないかなと思います。ただウォーロックは十分に除去カードがあるので、その枠を削ってこれを入れるかと言われると微妙です。影呪文ではないので《タムシン・ローム》の恩恵を受けられれないんですよね。
(9/25 追記)「ウォーロックに除去カードが十分ある」というのは間違っていました。「現状のウォーロックデッキには入れる枠がなさそう」に訂正させていただきます。
弱い / 使われない
OTKウォーロックは《機雷》に置き換わっていましたが《どデカいフクロウ》を復活させると2:1交換もしくはフェイスダメージが望めてなかなか良さそうです。あと《血吼のコラック》を復活させられますね。
使えるデッキが主流でないため、この評価です。次の拡張以降で強くなるかも。
ウォリアー・中立
弱い / 使われる
除去カードを構えないと、とんでもない大物が飛んでくる可能性もあるので過信は禁物ですが、相手のコンボを瓦解させられる重要な呪文です。
強い / 使われる
《先導者の斧》をサーチして、きれいに繋がるのが良いですね。激怒ウォリアーの重要パーツである《満力の斧》も探してこれますし、装備しているときのバフも嬉しいです。強いカードです。
弱い / 使われない
条件を達成しないと相当弱いので、使われないと思います。
弱い / 使われない
今の環境はあまり秘策を貼ることがないんですよね。メタカードなので今後の環境次第というところでしょうか。
弱い / 使われない
システムミニオンのわりには効果がささやかすぎる印象を受けますね。このカードと大量の急襲ミニオンを同時に召喚できるデナスリアスドルイドと相性が良さそう。
弱い / 使われない
シオターほどではないですが、コントロールデッキがコンボデッキに干渉できるカードですね。重いためどんなデッキにも採用できるわけではないですが、上振れるとこれだけで勝つ可能性がある効果ではあります。メタカードの中では採用しやすいほうではないかなと思います。
強い / 使われる
7体の条件は正直重いですが、吸魂してなくてもまあまあ強いのが嬉しいですね。確定除去に乏しいドルイドを始め、重いデッキに採用されるでしょう。
強い / 使われる
今回のミニセットの目玉カードだといえましょう。過去に類を見ないど派手な効果です。
味方のミニオンが無敵になると挑発が消えてしまうので、相手の盤面にいるミニオンはすべて自分のフェイスに向かってくる点には注意が必要です。
デッキが消滅するのはかなりきついデメリットではありますが、《レノ・ジャクソン》の条件は必ず満たすことになるので、見た目よりはライフを高く保てそうです。
バフと相性が良く直接ダメージに乏しいパラディンやプリーストと相性がよく思えます。特に《ライトフォージのキャリエル》で実質的なライフが増えるパラディンで強く使えそう。
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今回の新カードはなんといっても《獄吏王》が魅力的ですね。コントロールデッキを真正面から粉砕する盤面デッキが出てきたら気持ちいいと思います。
明後日のリリースが楽しみですね。ではまた!
【事前評価】ナスリア城殺人事件
こんにちは、しまちゃんです。ナスリア城殺人事件の新カードが全て公開されたので、次の環境を予想しながらカードの評価をしていきたいと思います。
評価基準
強い / 弱い :
カードパワーの評価です。特定のアーキタイプ(今回では遺物や《即発の骸骨》など)の専用カードの場合は、そのデッキ内で重要かどうかを強さに加味します。普通より強ければ強い、普通以下なら弱いです。
使われる / 使われない :
次のバランス調整までの間、vicius syndicateの環境デッキTier3までに採用されているカードを使われると評価します。そうでなければ使われないです。
↓Vicius Syndicateのリンクはこちら。
では始めます。
続きを読む新カード:ナスリア城殺人事件 7/20
こんにちは、しまちゃんです。今日もカードが公開されています。
バフの上にメイジの秘策を再度貼るという相当強いボーナスの代わりに、事前の準備と相手依存の発動条件という厳しい成約がついてきます。
空の盤面に《呪文相殺》とセットで置く動きが安定して強いかと思います。「異なるメイジの秘策」なのでもう一度《呪文相殺》を貼ることはないのですが、体力7の除去は少し骨が折れます。
現状は3ターン目に秘策を置く動きがかなりリスキーなので、軽く秘策をおける手段があるとテンポよくこのカードが置けて良いですね。
野生精種は《精霊の密猟者》にも書いてあったこの三枚ですね。盤面を除去しながらミニオンを出す動きは基本強いのですが、今回の場合は休眠時間がランダムなのでちょっと使いづらい印象を受けます。
これ良いですね。《野生の精霊》で出てきた休眠ミニオンだけでなく他のカードで呼び出した野生精種のカウントも早くなります。違う種類の精種が出てくるのもグッドポイントで、鹿がたくさん出てきても武器は一枚しか装備できないのでありがたいことです。
《つぎはぎの大工》で割りたい《滋養》を引いてくる可能性があることだけ気がかりですが、まー強いです。
3種目のマナ加速として《練気》の受けが増える上、ランプ後の《軌跡の繁茂》を引いてきたり、そうでなくても《偽装の証拠》を引いてチャンスを作ったりとやれることも多い。弱いわけがない。
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今日はここまでです。ありがとうございました~
新カード:ナスリア城殺人事件 7/19
こんにちは、しまちゃんです。今日のカードを見ていきましょう。
秘策が発動した後、自分の場に袋が召喚される。相手が袋を破壊するとミニオンが手札に戻る。という挙動でしょう。
召喚した時即発動なので、急襲や挑発などを置くことも許さない代わりに、コスト変化はしないというのが《凍結の罠》と異なる点です。
この記述であれば雄叫びは発動しますし、手札に戻せるチャンスもあるため貼られた側が得する可能性があります。ケアするときに覚えておくと良いでしょう。
簡単な条件で高スタッツかつ除去し辛いミニオンが召喚できます。アグレッシブに攻めるローグでは嬉しい能力だと思います。
コンボカード能力に4コストはなかなか重いですが《鋸歯の骨針》のおかげでそのハードルは少し低くなりました。今日公開された秘策は悪くないので、一緒に入れることも全然あると思います。
秘策ローグ専用レジェンドですね。ローグの秘策がかなり発動しやすいので簡単に復活できそうと思う反面、「貼られたままターンが返ってこなくて、ハルキアスが宿る秘策がなくなっているのでは?」という疑念もあります。
《怪しい情報》《偽滅の刃》《煙幕》など断末魔シナジーがありますが、《誘拐》をデッキに入れた場合《偽滅の刃》は《誘拐魔の袋》の断末魔を発動させることがあることには注意が必要です。
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新拡張『ナスリア城殺人事件』新カード
— ahirun🐥 (@ahirunHS) 2022年7月18日
ローグの呪文
「秘策:相手が全てのマナを使用したときカードを2枚引く」#ハースストーン
▼新拡張『ナスリア城殺人事件』まとめhttps://t.co/ZgFVBmLatb pic.twitter.com/ttXuJhHJ4v
実は《ハルキアス》の公開動画にローグの秘策がもう一枚表示されていたのですが、公式サイトのカードリストになかったので今回はレビューしていません。(リークには当たらないと思いますので、紹介だけさせていただきました。)
では、また次回!