【事前評価】荒ぶる大地の強者たち
こんにちは、しまちゃんという者です。今回はグリフォン年最初のカードセット、『荒ぶる大地の強者たち』のレビューをやっていきます。新カード発表があるたび随時更新、という形式でやっていきますので、途中で評価が変動します。ご了承下さい。
毎回カードレビューの文章が一万字を超えてしまっていて、「こんなに読んでられねーよ!」と思うようになりました。今回のレビューから「 (アンダーライン)」を引き、一番伝えたいところをピックアップしましたので、飽きたらこういうところだけ読んでいって下さい。
《デーモンハンター》
弱い / 使われる
「次のターンに、お前をリーサルしてやる」という殺害予告めいた呪文カードです。沈黙は直接アドが取れず、環境依存するので「強い」という評価にはならないのですが、効果範囲が広いので、メタの変化でちょくちょく見かけるのではないかなと思います。
弱い / 使われる
AoEというよりは、「ミニオンの展開を1ターン阻害するカード」だと思うべきでしょうか。効果を利用されて断末魔を起動される裏目はありますが、OTKの時間稼ぎとして使うぶんには十分です。使われると思います。
弱い / 使われる
《二連斬》と比べるとだいぶ弱くなってしまいました。が、《秘剣の貴婦人》の軽減条件を達成するために採用したいところではあります。
弱い / 使われない
1マナで打点のある武器は、デーモンハンターであれば使いどころがあるような気がしますが、断末魔ミニオンを採用しないです。1種類ぐらい普通に使えそうなものがあれば採用できそうなのですが。
弱い / 使われない
シナジーカードだらけで単体で強い断末魔ミニオンが不足しています。年度始めの拡張なので、まだまだチャンスはあります。活躍できるその日を待ちましょう。
弱い / 使われない
今のカードプールを見る限り、コスト4以下の断末魔ミニオンを採用したデッキは弱いです。使われません。
弱い / 使われない
トークンデモハンはまだ強くないと思います。
強い / 使われる
2体破壊と本体生き残りで、最大3つもアド差を付けられるレジェンドミニオン。
4マナ以上の異端は効果が相当強くないと使われないですし、このミニオンの効果が「相当強い」とは、残念ながら言えません。しかしながら《斬舞》が消えた今、盤面を取り返せる除去札として、これが投入されるのではないかと私は考えております。
弱い / 使われない
異端で2枚サーチは嬉しいのですが、まだ断末魔ミニオン不足に感じます。デモハンの断末魔路線に一応やる気は感じられますが、今ではないようです。
強い / 使われない
どんどん断末魔シナジーのミニオンが配られていますね。あとは肝心の強力な断末魔持ちミニオンの登場を待つのみです。それまではこの評価。
《ドルイド》
強い / 使われる
2ターン目にこれを召喚して、直後に2マナの挑発ミニオンが出てくるわけでは、さすがにないと思うのですが、生き残ったら5マナの挑発が飛んでくるので圧がありますね。《ドリーミングドレイク》や《怪力男》の変妖条件も下がるはずです。使われます。
強い / 使われる
クッチャベラーを取りづらくできるのが良いですね。まもなくスタン落ちを迎える《ドリームウェイの守護者》よりも強いと思います。
弱い / 使われる
変妖した《怪力男》を簡単に使い回せるのがいい感じですね。《ドリーミング・ドレイク》でもOK。効果自体は普通ですが、他の強いカードと相性が良いのが追い風になっていると感じます。
…《カーニバルのピエロ》も、もう一回使える!《練気》や《電光刹花》があれば再展開まで可能!でもあるのですが、そこまで行くならヤシャラージュで充分じゃないかなと思います。
強い / 使われない
《守護獣》、《魔法のほうき》などで急襲付きで召喚することが前提になっているので、ドルイドの獣はそんなに手札に来て欲しくないんですよ。ただ、「それだけでデッキが組めるぐらい強力な獣ミニオン」が一枚でも配られれば、評価が一気に変わるポテンシャルはありますね。(ここには「ランクアップ呪文の中では一番強い」という文言がありましたが、パラディンのも相当強かったため削除しました)
強い / 使われる
ドルイドの呪文はだいたい自然呪文なので、効果がかなり誘発すると思います。練気でバフがかかるのは強い。他にミニオンがいないと意味ないのが「たまにきず」ですが、やれる感じがします。
弱い / 使われない
挑発ミニオンは自発的に殺したくないですし、「死んだ後」効果はAoEでもろとも処理されると誘発しないはずです。スタッツも低いので、使われないと思います。
強い / 使われない
普通に良い性能を持っているミニオンですが、ドルイドの4マナ最強カード《過剰繁殖》とそれを利用するデッキに採用されるかというと…。《樫の召喚》が恋しいです。
弱い / 使われる
体力が上がり生き残りやすくなる。という点では《森の魂》との比較になりますが、「1点ではあるが、攻撃力も上昇する」という、バーストやトレード性能を加味すると、《群れの怒り》に軍配があがるかなと思います。
強い / 使われない
逆上条件を満たすには攻撃力5以下のミニオンを攻撃しなければいけません。幸運なことに、ドルイドはマナ加速ができるため、早出しさえできれば有利トレードからの変身、としっかり活躍してくれそうです。ですが、変身をしてしまうため、今のランプドルイドの必須パーツ《適者生存》とは相性が良くないですね。
弱い / 使われない
ドルイドにもOTKを妨害する手段が追加されました。コストが重いですし、専用デッキを組むにはリスクが高いので、メイン投入はされないと思いますが、発見なんかで手に入れて相手のプランを潰せたら気持ちがよさそうです。
《ハンター》
強い / 使われる
コアセットに新規加入した《品種改良者》とシナジーがありますが、バフされたこのミニオンを発見→選択することはあるのでしょうか?ともあれ1/1/3の獣はハンターにとって重要。使われます。
強い / 使われる
顔にも飛ばせますし、盤面に何か置けているので充分じゃないかなと思います。採用されます。
弱い / 使われる
強さとしては普通なのですが、獣であるか獣でないかで大きな分かれ目だった印象です。1マナ呪文に有用な魔法があればチャンスがあるかもしれません。(3/23追記 : 《獲物の傷》が公開されたことで評価が上がりました)
弱い / 使われない
効果発動の条件の厳しさと報酬が釣り合ってないです。後攻1ターン目にコインとともに使うのが一番強そうではありますが…
弱い / 使われる
単体の性能としてはまあまあですが、《タヴィッシュ・ストームパイク》とシナジーがありますね。ランク2で出てくる獣ミニオンが4マナなのが嬉しいです。
強い / 使われる
4マナ獣が走って《サメグマ》が出てくれば十分強そうです。前述の通り《獣馴らし》とはデザイナーコンボと言っていいほどのシナジーがあります。テンポ出しでも強力なプレッシャーを放つ、いやらしいミニオンとなるでしょう。
弱い / 使われる
強くはないけど邪魔もしない、無難なミニオン。《貪欲な読書家》がいるため速いハンターデッキには採用されないかなと思っていますが、ミッドレンジの獣ハンターには採用することがあると思います。
強い / 使われる
スタッツがテンポ的には良くないし、発見して嬉しい獣は《踏み潰すサイ》ぐらいかな。と思いましたが、「デッキ内の獣を発見」という精度の高さ、「盤面バフになる可能性」を加味して高い評価を付けました。…これがスパムブログのレビューだ!
強い / 使われる
文句なし。2年間よろしくお願いします。
《モアーグの加工師》と一緒に使うと、ものすごいダメージが出ますが、ハンターがやることでもないかなと。
(3/23 追記) 《モアーグの加工師》のコンボで、貫通ダメージは倍にならないそうです。教えていただいた「ないとま」さん、ありがとうございました。
強い / 使われる
ハンターの呪文次第、というところはありますが、5~8マナのターンまではそこそこ強い動きができるので使われると思います。
《メイジ》
弱い / 使われない
対象がランダムですし、相当強いシナジーを持つカードがないと使われないでしょう。
弱い / 使われない
スペルメイジにおける《詠唱者の循環》のようなカード。普通のデッキには採用されません。今回の環境ではまだ日の目はみないかなと思います。
強い / 使われる
顔に飛ばせるのが良いです。メイジのニュースタンダード。
弱い / 使われる
調整版の《魔法使いの弟子》ですね。コストが0にならないことが、かなりネックになると思います。が、呪文を連発するメイジはこういうカードがないと成立しません。採用されるでしょう。
弱い / 使われない
「他のカードが必要」、「凍気呪文限定」、「凍結を持つとはいえ、出てきたミニオンは体力が1」。三重苦でかなり使いづらい印象です。
弱い / 使われる
早いタイミングで《ウォーター・エレメンタル》が出てくることは、わりと強いと思います。デモハンとローグ相手に相当効果がありそうです。メタカードではありますが、発生条件も比較的ゆるく、3/6スタッツのミニオンは悪くないので、使われると思います。
強い / 使われる
3/3の本体に《フロストノヴァ》がついているので普通に強いですね。4ダメージは大きなボーナスですが、わざわざ狙わなくてもいいでしょう。
弱い / 使われる
スタッツは結構良いのですが、雄叫びが基本「全体に1点」であることを考えると「4マナでやりたいことではないかな」という印象です。(3/23追記 《山火事》を発見すれば他のメイジデッキでもやれそうです。評価を上方修正します。)
弱い / 使われる
素で使うと弱いですが《詠唱者の循環》などでコストを下げれば、見た目以上に低コストのドロー呪文になってくれるでしょう。もっとも、弟子のいないモザキメイジがどれだけやれるのか、という懸念はあるのですが。
弱い / 使われない
今のカードプールでヒーローパワー10点出すのはかなり大変そう。シナジーカードと、10マナまで持ちこたえる遅延手段がもう少し欲しいですね。
《パラディン》
強い / 使われる
聖典も引けます! 嬉しいですね。
強い / 使われる
これは良さそうですね。中盤以降で6ダメージから9ダメージのバーストが期待できます。バフしたのに手札に戻ってしまう《ペン投げ野郎》とは相性が悪いですが、ミッドレンジの横ならびパラディンで採用されるのではないでしょうか。
弱い / 使われない
発動しづらい秘策は秘策で使いようがあるのですが、それにしても報酬が弱いかなと思います。デッキに入れることはないかなと思います。
弱い / 使われない
キャラバンシリーズはやっぱり微妙ですね…。ターン開始時に召喚なので新兵は出たターンにアタックできないですし。
弱い / 使われる
2ターン目以降に攻撃力1の武器は装備したくないのですが、今回はシナジーカードも多いですし、ちょっと期待してみたいです。よろしくお願いします。
弱い / 使われる
雄叫びが発動しないと寂しい。ですが秘策軸なら入りますね。
強い / 使われない
聖典は神聖呪文扱いになるそうなので、ほぼ強化版《ヴァイレットアイの講師》として使えるでしょうか。《空飛ぶほうき》と《智恵の聖典》の使いまわしコンボはトークン生成のタイミングが微妙にズレてしまって惜しいなと思います。
強い / 使われる
部分的とはいえ、聖典のコストが下がるミニオンです。それだけでも使われる理由になります。
強い / 使われる
最低限ではありますが、盤面バフを行えているのがとても偉いです。聖典パラディンよりも前のめりのアーキタイプに採用されるカードだと思います。
弱い / 使われる
事前に張っておける秘策は、多くはないかなと思います。パラディンの秘策が1コストなのに対して、これが5コスト。と《ふれあい動物園》と違い、テンポ良く出せないのも気になりますね。(3/23追記 : 《戦没者の剣》のお陰で1体は3/3の兵士を召喚できそうです。弱いことには変わりないですが、採用できるようにはなったと思います。)
《プリースト》
弱い / 使われない
神聖呪文とシナジーするミニオンはいますが、現状それでデッキを構築できるほどではないですね。時間稼ぎ手段としてコントロールやコンボ系のプリーストに採用される可能性もありますが、こちらもフィニッシャー不足に苦しみそうです。
弱い / 使われない
「ミニオン一体の攻撃力体力を半分にして、減らしたぶんのステータスを得る」ぐらいの動きにになるでしょうか。相手のスタッツにしか触れてないのに、減らす値が少ないです。攻撃力か体力を1にするか、沈黙させて欲しかったです。
弱い / 使われない
使いどころが見いだせないです…
弱い / 使われない
ランクアップしても打点が低いのが気になります。神聖シナジーを持つ良いカードが来るのでしょうか?
弱い / 使われない
生命奪取がついてるので、使いみちそのものはあると思うのですが、《ヒステリー》の方が強いですかね。横並びを一体も除去できない可能性があるのが怖い気がします。
強い / 使われる
《セセックのヴェールウィーヴァー》でだぶついた回復呪文とか、単純に《再起》と一緒に使えば立派なAoEとなります。単純に強いミニオンです。
弱い / 使われない
「呪文1枚につき1ダメージ」がそこまで強くなく、そのうえ対象がランダムなので使いづらいと思います。
強い / 使われない
雄叫びのハードルはかなり低くて強そうですね。でもこういうスタッツだけが大きいミニオンって、プリーストで活躍しているところをほとんど見かけないんですよね。
強い / 使われる
「蘇り」こそないものの、概ね《カルトゥートの守護者》よりも強い能力を持っていると思います。使われます。
弱い / 使われない
《内なる炎》も消えていますし、スタッツだけのバフ呪文はプリーストでは使われないですね。《セセックのヴェールウィーヴァー》から出てきてもあまり嬉しくないと思います。
《ローグ》
弱い / 使われない
ローグのヒロパは序盤に使わなかったら本当に影が薄くなるので、それを安価で変更できるのは便利ですね。ハンターかウォーロックを選ぶことが多くなりそうでしょうか。でも攻めっけが強いローグにはもっと過激なカードが似合う気がします。
弱い / 使われる
挑発ミニオン相手に武器を振れるようになるので、カードプールにあって嬉しいのですが、打点上昇量がイマイチで、積極的に投入したいカードではないと思います。
強い / 使われる
ローグの手札が1マナ減るのはかなり危険な臭いがします、2/1/4ならテンポで逆上しやすいですし、終盤なら《死角からの一刺し》との組み合わせで怒れます。今年は《エドウィン・ヴァンクリーフ》も《クエスト中の冒険者》もいないから大丈夫なんですかね?お母さんは心配です。
弱い / 使われる
打点も伸びないしコストも重いですが、武器ローグは他の毒を探しにデッキを回したいので採用されると思います。
強い / 使われる
ランク2のときのダメージは3ではなく4です。使われます。
強い / 使われる
《旋風脚流の達人》もしくは《ガジェッツァンの競馬人》の代わりになるカードです(オークショニアはコアセットにいますが)。重くはなりましたが、やはり強いです。生成ではなくドローになったぶんより広いデッキで使われそうです。
弱い / 使われる
《ニトロブースト毒》がめちゃくちゃ強いので、それとシナジーするなら使われます。ちょっと弱めの毒カードである《麻痺毒》も、これに撃つなら上々です。
3/23 追記《ニトロブースト毒》がナーフされました!シナジーするカードはまだ多いため評価は変化しませんが、《麻痺毒》とともにだいぶ「使われない」寄りになった気がします。
強い / 使われる
だいたい5マナ払って10マナぐらいの動きが見込めるので、強いミニオンですが、ここから使いたいコンボカードがあまりない、もしくは《狐の騙し屋》で充分。というのが正直なところです。エドウィンが抜けた穴はでかかった。
コストが(3)減るのもコンボカードだけだと誤読していました。《狐の騙し屋》が無料の3/2ミニオンとして使っても活躍していたことを考えると、これも全然活躍すると思います。
強い / 使われない
スタン落ちした《腹裂き》の代わりにはなりませんが、ローグに是非欲しい「頭越しの打点」カードです。使われます
3/23追記 《邪道刺し》が登場しました。あちらが使われそうです。
強い / 使われる
毒カードはどれも使えそうで、上振れもあります。採用。
《シャーマン》
強い / 使われる
場残りが良く《南海岸の族長》とも繋がりやすそうです。マーロックではないアグロデッキにも採用されるのではないでしょうか?
強い / 使われる
ダメージが顔にも飛ぶのが偉すぎます。《マーロックの戦隊長》はレガシー送りとなってしまいましたが、新たなマーロックデッキの核となってくれることでしょう。
弱い / 使われない
種族がマーロックじゃない! マーロックは全体的にコスト低いので《貪欲な読書家》で良いと思います。
弱い / 使われる
条件があるものの、いい感じの効果、いい感じのマーロックだと思います。使われます。
強い / 使われる
ランク1の時点で十分な盤面取り能力があります。ミッドレンジ以降のデッキなら採用されるのではないでしょうか。
弱い / 使われない
まあまあの性能はあるのですが、エレメンタルも急襲疾風を活かすのもちょっとパーツ不足に感じます。今後に期待ですね。
弱い / 使われる
効果としては普通ぐらいなのですが、強いマーロックがシャーマンに来てくれました。使われます。
強い / 使われる
自然呪文の数、かなり多いですね。これならアグロに入れてもフィニッシャーになると思います。
強い / 使われない
対アグロに必要な能力を一通り揃えていて、強いです。しかし、1点のAoEがむしろ逆上の発動を手助けしてしまわないかと懸念しております。
弱い / 使われない
《呪術》を撃つべきミニオンのために、前のターンから仕込みをするのは非現実的なプレイングのように感じます。
《ウォーロック》
弱い / 使われる
ウォーロックには珍しい、敵のミニオンだけにダメージを与えるAoEですね。これならズーのようなデッキにも採用される余地があります。コントロールだとダメージ量が若干心もとなく、「敵だけ」という長所も活かしづらいですが、《鎧売り》を出して起動。という場面もありえるかもしれません。
弱い / 使われない
普通のデッキが相手なら、手札一枚使ったのに何もしないことになります。昔《ノームフェラトゥ》が採用されたのは、2/3のボディが付いていたからです。
相手のキーカードを燃やすことは気持ちがいいので、ラダーで使う人も結構いると思いますが、カード評価としては「使われない」とするべきでしょう。
弱い / 使われない
アグロで使うにはコスパが悪い。コントロールで使うにはバリューが足りない。ミッドレンジウォーロック用のカード、と言われても採用するのかどうか… 使い所が思いつきません。
弱い / 使われない
ズーを使うなら、これを召喚するマナで他のミニオンを並べたいです。
弱い / 使われない
「コントロールミラーを見越して採用するカードなのか…?」と思いきや、《魂裂破》のおかげでアグロ相手にも雄叫びの発動が見込めるミニオン。しかし発動が不安定なので、3ダメージになった《魂吸収》と《モアーグの加工師》でいいんじゃないかと思います。
強い / 使われる
0マナのコピーは次のターンに持ち越せるのが嬉しいところ。基本的には《魂抽出》みたいな遅延除去札を水増ししていく形になると思います。めちゃめちゃ強いカードではありません。10段階評価で強さ、使われる度がともに「6」という印象です。
弱い / 使われる
そこそこの能力だと思いますが、雄叫びがかかればその時点で上々です。素のスタッツも悪くないので使われると思います。
強い / 使われる
現環境最強クラスのAoEです。今年のウォーロックはアグロキラーの役割を担いそうですね。デメリットはあってないようなものです。使われます。
強い / 使われる
10マナ時、《ロード・ジャラクサス》に変身した隙をある程度埋めてくれてます。重いデッキは手札がパンパンになるので、終盤に「強いけど軽い」カードがあると気兼ねなくドローができて助かります。
《ウォリアー》
強い / 使われない
アグロウォリアーがどこまでやれるかは未知数ですが、1コストミニオンとして相当高いパワーを持っていると思います。《内なる怒り》が消えてしまったのが悔やまれますね。
弱い / 使われない
今年のウォリアーは手札がそんなに増えないと思います。ハンドバフが有効に使えるような状況にはならないでしょう。
弱い / 使われない
手札が減らなくなったのは嬉しいですが、増やしたい挑発ミニオンがあんまりいないですかね。そもそも挑発ミニオンってこちらの強力なムーブのまでの場繋ぎ要素であって、それ自体が主役になることはほとんどないんじゃないかと思っています。
弱い / 使われない
横並べアグロに強いテンポデッキがこれを採用するのでしょうか?一枚の急襲ミニオンとしてスタッツが低くて使いにくいですし、《ウォーモールの挑戦者》と組み合わせるのもなんか、「それウォーモールが強いだけじゃない?」って思っちゃうんですよね。
弱い / 使われる
破壊することが条件であるせいで、《霊魂鞭打》ほど便利ではないでしょう。しかし回復しながらの全体除去は常に需要があるので、環境次第で採用されます。
弱い / 使われない
雄叫びはともかく、逆上で《旋風剣》が起動してしまうのはデメリットであるように感じてしまいます。挑発もついていないので、アグロ対策としても使いづらい印象です。
弱い / 使われる
《剣喰い男》とコストが被っているのと、4マナ攻撃力3では満足な除去ができなさそうな点がネックです。一方で「倒したらドロー」という効果はウォリアーにとっては嬉しい効果です。コントロール寄りのデッキで採用されるのではないかなと思います。
弱い / 使われる
条件は緩めで、《剣喰い男》からスムーズに繋がる点が好印象。「コピーを召喚する」なので《力自慢》とのシナジーもありますが、それはさすがにやりすぎか。
弱い / 使われる
そこそこの仕事はしてくれる、無難な逆上カードだと思います。でもこういうカードがいるだけでコンセプトデッキが組みやすくなります。ありがたいミニオンなので、手を合わせて拝んでおきましょう。
強い / 使われる
ウォリアーでは希少な復活能力持ちのレジェンドミニオンです。ついでの《旋風剣》もシナジーが起動して嬉しい。逆上ミニオンは現在、そこまで強いものがいません。が、これでフォローできるようになり、だいぶ使いやすくなったかなと思います。
《中立》
※中立カードは気になったカードだけをレビューをしています。あしからず。
強い / 使われない
コストを減らす効果はターンをまたげる上、体力も2あるので強いです。今のエレメンタルはそこまで強くないですが、スタン落ちまでの二年の間には使われるようになるでしょう。
弱い / 使われる
《魔法の絨毯》のマーロック版。他のマーロックと組み合わせ、だいたい4ターン目以降に活躍するミニオンでしょう。見た目より重いですが、マーロックトークンにも効果が付与されるのが偉いです。
弱い / 使われる
2ターン目4/3なら上出来です。使われます。
弱い / 使われる
体力+1が3ダメージの支払いに見合ってない気はしますが、アグロハンターには採用されると思います。アグロ対面でない限り体力が有り余っていますから。《タヴィッシュ・ストームパイク》の効果でこれが出てきてもいいし、これ自身がアタックして、1マナの獣を引っ張り出してきてもまあまあ良いです。
弱い / 使われる
超アグロデッキ前提の話ではありますが、トレードのついでにフェイスにダメージを与えられるので使われると思います。
弱い / 使われない
ドルイドなら簡単に条件を達成でき、《棘甲羅の紋章》とシナジーも起こせて強そう。ですが自然呪文を使ってしまい、コピー先にはバフが乗らない。ということで、それほどでもないんじゃないかな、という感想です。
弱い / 使われない
4マナ6点AoEとなる《火葬のオーラ》と、3マナ敵だけ4点オールの《生贄の魔道書》が強力でしょうか。AoEの火力は目安こそあるものの、環境がある程度固まってから決まるものなので、今すぐ使われるミニオンではないかなと思います。
スペルダメージメイジは継続して呪文ダメージが欲しいので、《一夜漬け》のためにこれを入れることはないですかね。
弱い / 使われない
ローグやメイジ、ウォーロックなどに刺さる番所ですね。メタカードなのにスタッツが低いため、簡単に処理されてしまいそうな点が気になってしまいます。
強い / 使われる
ボディ付きで武器の攻撃力が上がるなら十分です。雄叫びで攻撃力アップが確定するぶん《ヴァルペラの毒刃研究者》より強いと思います。
弱い / 使われる
ミステリーチャンスはなくなったぶん、盤面トレード性能が上がった《ヴァルペラの悪党》。カードの種類が少ない今が、呪文発見ミニオンの輝くチャンスだと思います。
弱い / 使われない
アグロに対して悪くはない性能なのですが、攻撃力2では少し頼りない気がします。
弱い / 使われない
相手の秘策を消せないので、秘策ケアのために使われることはないです。もちろん、ワイルド秘策メイジの猛攻を止められるわけでもありません。「秘策デッキが環境を席巻しており、なおかつ自分も秘策デッキを使うとき」に、このミニオンが採用される。という、ごく狭い活躍となりそうです。
弱い / 使われない
「終盤に、相手の顔面に3ダメージを与えるかもしれないバニラミニオン」、という印象です。採用するならデッキを掘りきるローグやデモハンになるのでしょうが、やっぱり「3ダメージ+3/10ミニオン」というボーナスがそんなにおいしくなくて、採用したくなるほどではないです。
弱い / 使われない
評価が難しいカードですが、ハースストーンは基本的に1ターンに何枚もカードを使わないので、これはメタカードに位置するものだと思います。出番がまるっきりないわけではなさそうですが、能動的な理由で採用はしないでしょう。
弱い / 使われない
他のミニオンがいないと意味がないぶん《モアシャンの番所》の方が強いです。《カーガル・バトルスカー》を採用するなら番所は両方入れることになりますが、相手依存のカードは使いづらいと思っています。
弱い / 使われる
単体のAoEとして使うにはかなりパワー不足。しかし《神格化》との相性の良さは見逃せません。コントロール系プリーストに採用されると思います。
強い / 使われる
前提条件がかなりゆるいですね。ドローもできるのでハンター、パラディン、シャーマン、プリーストあたりの弱点を補ったり。バリューを見込んでコントロールデッキ全般にと広く採用されるんじゃないかと思います。
弱い / 使われない
《真言・宴》を使ったり、コアセットに帰ってきた《瞬間回復》を撃つなど、使えないこともないのですが、結局はスタッツが大きいだけのミニオンが1体置かれるだけです。復活なんかのサポートも欲しいところです。
弱い / 使われない
逆上能力になり、能力の誘発が一度きりになったぶんコストが軽くなりました。このテキストでもトークンはそこそこ生成されますね。ただ、増やした常連たちを活かすカードが今は無いので、使われないと思います。
弱い / 使われない
《意志収束》を撃つべきミニオンがこんなところに!それはそうとしてデメリットが後払いなのが面白くて、アグロに採用できそうに思えます。が、どうなんでしょう、今のハースストーンはシナジーが見込めない、スタッツだけ大きいミニオン居場所が無い気もします。…アグロに寄せた断末魔デモハンにこれを入れます?
弱い / 使われる
テキストそのものは効果以上に使いにくさが目立つ印象ですが、ウォリアーとローグに全体バフが配られたことが脅威です。今回の要注目枠。
弱い / 使われない
中身の性能がとても偉いのですが、割る苦労には見合ってないですかね。
弱い / 使われない
私は番所カードは弱く、専用デッキは作られないと思っています。よってこのレジェンドミニオンも採用されないでしょう。
強い / 使われる
《洪水》を失って、ランプドルイドは不安定なデッキになりそうでしたが、これで《適者生存》を引いてこれれば問題なさそうです。他のアーキタイプだと《捻れし冥界》や《高波》を引くコントロールデッキ、《希望の聖典》を擁する聖典パラディン(コストが減るのでアンチシナジーですが)への採用が考えられ、多くの活躍が見込まれるミニオンであるといえます。
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いかがでしょうか?今回は中立カードにやれそうなミニオンが多く、その「やれそう」を言語化するのが面白くもあり、大変でした。この記事が、3/31からの新環境に楽しみを見出すきっかけになっていただけたら幸いです。ではまた!